小型犬のドッグフード選びで、必ずと言っていいほど候補に挙がるのが「アカナ」と「シュプレモ」です。どちらも高品質な素材を使用していますが、コンセプトや栄養バランスには大きな違いがあります。
この記事では、人気の2大フードを7つの項目で徹底比較!あなたの愛犬にはどちらが合っているのか、結論をお伝えします。
アカナとシュプレモの比較早見表
まずは、アカナ(アダルトスモールブリードレシピ)とシュプレモ(小型犬用 成犬用)の主な違いを比較表で確認しましょう。
|
比較項目
|
||
|
①主原材料
|
新鮮鶏肉(14%)、鶏ミール(14%)
|
チキン生肉
|
|
②動物性原材料比率
|
60%
|
非公表(肉が第一主原料)
|
|
③グレインフリー
|
◯
|
△(玄米、米糠などを使用)
|
|
④カロリー(100gあたり)
|
351kcal
|
360kcal
|
|
⑤価格(2kg換算)
|
約6,358円(税込)
|
約4,200円(税込)※3kgから換算
|
|
最安値
|
||
|
⑥粒の大きさ
|
直径約8〜10mm
|
直径約10mm
|
|
⑦原産国
|
カナダ
|
アメリカ
|
比較項目の詳細について、以下で解説します。
1. 主原材料と肉の含有量で比較

犬は本来肉食に近い雑食であるため、肉の含有量は重要な指標になります。
アカナ:圧倒的な肉の量と鮮度
アカナは「生物学的に適正な食事」を掲げ、原材料の60%に動物性原材料を使用しています。そのうちの半分は新鮮、または生の状態のものを使用しており、肉本来の栄養と美味しさが詰まっています。鶏肉だけでなく、七面鳥やニシン、ヘイク(魚)など多様なタンパク源を摂取できるのも魅力です。
シュプレモ:15種類の厳選素材をブレンド
シュプレモは「ホリスティック・ブレンド」をコンセプトに、チキン生肉を第一主原料としつつ、15種類の厳選された自然素材を組み合わせています。肉の比率はアカナに及びませんが、ザクロやブルーベリーなどの抗酸化成分を含む食材がバランスよく配合されているのが特徴です。
2. 安全性と添加物で比較

毎日安心して与えられるよう、安全性のこだわりを比較しました。
アカナ:自社キッチンでの一貫生産
アカナはカナダの自社キッチンで、すべての工程を自ら管理しています。信頼できる地元の生産者から直接仕入れた原材料を使用し、人工的な添加物(着色料、香料、保存料)は一切使用していません。
シュプレモ:厳しい検査基準をクリア
シュプレモも合成の酸化防止剤や着色料、香料は使用していません。原材料の段階から厳しい検査を行い、安全性を確保しています。大手メーカー(マース)の長年の研究に基づいた、安定した品質管理が強みです。
3. カロリーと給与量で比較

小型犬は肥満になりやすいため、給与量の把握が重要です。
アカナの方が栄養密度が高い
カロリー自体はシュプレモ(360kcal)の方が若干高いですが、アカナ(351kcal)は栄養密度が高いため、1日の給与量は少なめになる傾向があります。少量で必要な栄養をしっかり摂らせたい場合はアカナが向いています。
アカナとシュプレモの体重別給餌量比較表
小型犬の健康管理において、1日の給餌量を正しく把握することは非常に重要です。ここでは、「アカナ(アダルトスモールブリード)」と「シュプレモ(小型犬用 成犬用)」の体重別給餌量を比較表にまとめました。
体重別・1日の給餌量目安(成犬時)
以下の表は、一般的な活動量の成犬を対象とした1日あたりの合計給餌量(g)の目安です。
|
愛犬の体重
|
アカナ(アダルトスモールブリード)
|
シュプレモ(小型犬用 成犬用)
|
|
1kg
|
20g〜30g
|
約30g
|
|
2kg
|
30g〜45g
|
約45g
|
|
3kg
|
40g〜60g
|
約60g
|
|
4kg
|
45g〜75g
|
約75g
|
|
5kg
|
60g〜90g
|
約90g
|
|
7kg
|
90g〜120g
|
約115g
|
|
10kg
|
120g〜160g
|
約150g
|
※アカナは「活発な犬〜通常」の範囲、シュプレモは「標準的な活動量」を基準としています。
※1日の回数(通常2回)に分けて与えてください。
※1日の回数(通常2回)に分けて与えてください。
給餌量の違いからわかること
比較表を見ると、以下の2つのポイントが浮かび上がります。
アカナは「少量で高栄養」
アカナは肉の含有量が60%と非常に高く、栄養密度が濃いため、シュプレモと比較して少ない量でも必要な栄養を十分に摂取できる設計になっています。食が細いワンちゃんや、効率よく栄養を摂らせたい場合にはアカナが適しています。
シュプレモは「満足感を得やすい」
シュプレモはアカナに比べると1回に与える量がやや多めになる傾向があります。これは、食物繊維を含む自然素材をバランスよく配合しているためです。「食べるのが大好きで、量をしっかり食べさせてあげたい」というワンちゃんには、シュプレモの方が満足感を得やすいかもしれません。
4. 価格とコストパフォーマンスで比較
継続のしやすさに関わるコスト面を比較しました。
圧倒的にシュプレモがリーズナブル
価格面では、シュプレモの方が圧倒的に続けやすい設定です。アカナは高品質な肉を大量に使用しているため、どうしても価格が高くなります。予算を抑えつつ品質の良いものを与えたい場合はシュプレモ、予算をかけてでも最高級の肉量を与えたい場合はアカナという選択になります。
5. 粒の大きさで比較

どちらも小型犬に最適なサイズ
アカナのアダルトスモールブリードは、小型犬の小さな口でも食べやすいよう設計された小粒タイプです。シュプレモも同様に小粒で、どちらも直径約1cm程度。食べにくさで困ることは少ないでしょう。
6. 食いつき(香り)で比較

アカナは肉の香り、シュプレモは出汁の香り
アカナは肉の含有量が多いため、袋を開けた瞬間に肉本来の強い香りが漂います。肉好きなワンちゃんにはたまらない香りです。一方、シュプレモは素材がブレンドされた香ばしい香りで、「かつお出汁のような香りがする」と表現されることも多く、日本人の飼い主さんにも受け入れやすい香りです。
7. 原産国とブランド背景で比較

カナダのアカナ vs アメリカのシュプレモ
アカナはペットフード先進国のカナダ産で、地元食材の鮮度にこだわっています。シュプレモはアメリカ産で、世界的なペットフードメーカーの知見が活かされています。どちらも信頼のおける原産国ですが、より「素材の鮮度」を重視するならアカナがおすすめです。
まとめ:あなたの愛犬にはどっちがおすすめ?

最後に、アカナとシュプレモのどちらを選ぶべきか、判断基準をまとめました。
アカナ(アダルトスモールブリード)がおすすめなのはこんな子!
•とにかく肉の量にこだわりたい
•穀物完全不使用(グレインフリー)を徹底したい
•少量で高い栄養を摂らせたい
•予算よりも品質の最高峰を追求したい
シュプレモがおすすめなのはこんな子!
•品質と価格のバランス(コスパ)を重視したい
•肉だけでなく野菜や果物もバランスよく摂らせたい
•穀物アレルギーの心配が特にない
•どこでも買いやすい(流通量が多い)フードが良い
愛犬の好みや体質、そして飼い主さんのライフスタイルに合わせて、最適な方を選んであげてくださいね。

